半夏生(はんげしょう)とタコの効能
カテゴリ: ブログ
作成日:2021年07月02日(金)
今日7月2日は『半夏生』…?
先日
24節季とそれを更に分けた72候と言う
一年の節目を ここにご紹介しましたが
なんと またまた聞きなれない『節』です
24節季の一つ「夏至」から数えて11日目
72候の一つであり
『雑節(ざっせつ)』という
日本独自の暦日の一つでもあるそうで
「半夏生までに田植えを終わらせて
農作業を一休みしましょう」と
戒めにした区切りの日なんだそうです
そのために ある地方では
「ハンゲ」という妖怪が徘徊するとされ
どうでも 野外作業は控えましょうと
労働休止を 促されていたようです
また この日 関西では
「稲の根がタコの足のように四方八方に
しっかり根付きます様に」
「稲がタコの足にある吸盤のように
ぎっしり実ります様に」…と
祈りを込めて「タコ」を食べたそうですが
現在では タコに含まれるタウリンという
栄養素が 疲労回復に優れた効能があると
科学的に証明されています
先人は このことをわかっていて
この 農作業休暇に
タコを食べていたのでしょうか?
本当に 先人って凄いなあ…